ツリーにパープルリボンを飾り付ける市民

 【小山】配偶者などから女性や子どもへの暴力をなくすことを目指す「パープルリボン運動」を周知しようと市は12日、市中央公民館でDV防止啓発研修会を開いた。25日までを運動の強化期間とし、啓発活動を行う。

 期間中、市は市役所など9カ所にパープルリボンツリーを設置し、市民にリボンを飾ってもらう。またリーフレットなどを配布して、運動を周知したい考え。

 研修会ではサバイバルネット・ライフ代表の仲村久代(なかむらひさよ)さんが講演。暴力被害の実例やケアの問題点に触れた上で「助けてと言える社会にしたい。寄り添うだけでは足りない」と繰り返し述べ、参加していた市民や民生委員に対して困難を抱える人への声掛けを求めた。

 市男女共同参画課によると、市配偶者暴力相談支援センターに寄せられたDV相談件数は2018年度で1755件に上り、14年度と比べ3倍以上に増えた。同課は「克服すべき重要な課題」として継続的に啓発活動を行う。(問)市配偶者暴力相談支援センター0285・22・9602。