栃木市で10日、ボランティア活動を行った壬生高の生徒

 【壬生】壬生高のJRC部を中心とする生徒15人ほどが16日、台風19号で被災した栃木市吹上地区でボランティア活動を行う。同市への継続的支援を目的に10日、町社会福祉協議会が実施したボランティア派遣がきっかけとなった。

 町社協が音頭を取った10日の活動には町内7団体と個人計42人が参加した。同校からは生徒8人と同部顧問の石川友紀(いしかわゆき)教諭(45)が参加し、同地区で約4時間、庭の土砂を搬出する作業などを行った。参加した生徒からは「実際に行くと土が多く、衝撃を受けた」「1カ月近くたっているのに元には戻っていない。機会があればまた参加したい」などの感想が聞かれた。

 同部の部員も参加を希望したものの、他の行事などで参加できなかったという。同地区で活動した石川教諭は「高校生だからこそできることがある」と感じ、改めて同部部員らにボランティアへの参加を呼び掛けた。町社協がコーディネートし、活動が実現した。

 当日は午前8時半、栃木駅に集合し、町社協の手配したバスで同地区に移動する。4時間ほど土砂の搬出作業などを行う予定だ。2年、神長美月(かみながみづき)部長(17)は「少しでも役に立ちたい。状況を見て今後も続けていければ」と意気込んだ。