軒先にずらりとつるされた干し柿=15日午前、那須町大畑

 初冬を彩る風物詩・干し柿作りが15日、福島県境に近い那須町大畑、木材業菊地尚(きくちたかし)さん(82)方で進み、軒下につるされた約1200個が陽光を浴びてだいだい色に輝いている。

Web写真館に別カットの写真

 15年以上前から続く。妻良子(りょうこ)さん(81)が手むきした渋柿「蜂屋柿」を、尚さんがひもでつないで湯通しし、軒下の竹ざおに等間隔につるしていく。

 柿は1週間ほどたつと褐色に変化し、12月中旬には甘い干し柿に仕上がるという。近年は写真撮影に訪れる人も多い。

 良子さんは「干し柿は菊地家の風物詩。今年もお父さんと元気でいることができました」とほほ笑む。干し柿は暮れに餅と共に子どもや友人に送るという。