倒壊した社殿の周囲に残る倒木を切断する氏子ら

 【佐野】台風19号の直撃で社殿が倒壊した牧町の東宮神社で17日、氏子ら約80人が倒木の撤去や土砂に埋まった神体の掘り起こしなどの作業を行った。

 同神社では、台風の影響で裏山の土砂が崩れ、倒木とともに、本殿と拝殿が約20メートル下に押し流され倒壊。その際、本殿内にあった神体を祭る「神堂」が外に流出し、土砂に埋もれた。

 氏子たちはチェーンソーなどを使って、倒壊した社殿の周囲に残る倒木を細かく切って撤去。またスコップなどで丁寧に土砂から神堂を掘り起こしていった。

 同神社責任総代の永島耕作(ながしまこうさく)さん(72)は「この神社は心のよりどころ。責任総代として任期中に再建のめどを立てたい」と話していた。