首里城の火災を受けて募金する来場者=22日午後、日光市今市

 日光市で22日開催された第6回世界遺産サミットの会場では、正殿などが焼失した首里城(那覇市)の再建に向け、募金活動が行われた。次回開催地としてあいさつした沖縄県文化観光スポーツ部の新垣健一(あらかきけんいち)部長は「県民はもとより観光客の方にも親しまれていた施設がなくなり、正殿の存在の大きさを改めて感じている。国内外から多くのお見舞いと励ましの言葉が日々贈られ、厚く御礼申し上げる」と述べた。

 会場となった同市今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」では、受け付け前に募金箱が置かれ、来場者が浄財を寄せた。

 冒頭、大嶋一生(おおしまかずお)同市長が首里城火災に触れ「一日も早く復元されることを願っている。同じ世界遺産所在地として力の限り応援していきたい」と強調した。

 サミットは来年10月下旬、同県の本島で開催される予定。閉幕後、新垣部長は「首里城の火災から1年の時期なので、しっかり準備していきたい」と話した。

 首里城跡は2000年に世界遺産登録された「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」の構成資産の一つ。