資生堂の新生産拠点として完成した「那須工場」=27日午前11時31分、大田原市中田原、小型無人機から

 資生堂は27日、大田原市の中田原工業団地に建設整備を進めていた那須工場の竣工(しゅんこう)式を行い、報道陣に公開した。来月24日に本格操業を開始する。同社が国内に新工場を建設するのは36年ぶり。

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 那須工場は国内4カ所目の生産拠点として昨年7月に着工し、約1年半で完成した。敷地面積約11万平方メートル。建屋は3階建てで、延べ床面積約6万5千平方メートル。約350億円を投じた。国内外向けに中高価格帯スキンケア商品を製造する。

 年間生産量は初年度3千万個とし、2022年度には1億2千万個に引き上げる。従業員も350人から1千人規模に増やす。ブランド発信拠点として来年1月をめどに見学を受け入れ始める。

 魚谷雅彦(うおたにまさひこ)社長は「最新鋭の那須工場完成で安全安心、品質、機能、感性の素晴らしい商品、ブランド価値を世界のお客さまに届けていく拠点が加わった」と述べた。