作業が進むえとの置物の製作=11日午前、那珂川町小砂

 那珂川町小砂(こいさご)の小砂焼窯元「藤田製陶所」で、来年のえと「子(ね)」をかたどったかわいらしい置物の製作が進んでいる。

Web写真館に別カットの写真

 ネズミの置物は高さ6センチ、長さ8センチほどで、型から出した粘土を整えるなどした後に上薬を塗り焼き上げる。小砂焼の特徴である金結晶と赤のほか、白も加えた3色を製作。独特の風合いに仕上がった置物は、一つ一つ違った表情を楽しめる。

 デザインの考案は9月から始め、現在は1日約50個製作している。11日も完成前後の置物が並ぶ仕事場で、藤田真一(ふじたしんいち)代表(65)が丁寧に作業を進めた。

 藤田代表は「来年は東京五輪、パラリンピックの年。皆さんが平和で豊かな気持ちになってほしいとの願いを込めています」と話した。

 作業は年末まで続き、約1千個(1個1600円、税別)を同製陶所や道の駅ばとう、町馬頭広重美術館などで販売する。