【大田原】定例市議会一般質問初日の12日、3人が質問した。津久井富雄(つくいとみお)市長ら市執行部は(1)2020年度に災害廃棄物処理計画を策定する(2)20年度一般会計当初予算の規模は342億円程度を目標とし、市単独補助金の20%以上削減(本年度比)を基本に編成する-などと答えた。質問者は斎藤光浩(さいとうみつひろ)、大豆生田春美(おおまめうだはるみ)(公明自民クラブ)、滝田一郎(たきたいちろう)(大田原創生会)の各氏。

 ■廃棄物処理計画

 台風19号で、市内では11月末までに128件、計約48トンの災害廃棄物を広域クリーンセンター大田原で処理した。災害廃棄物の適正処理に向け、同センターを運営する那須地区広域行政事務組合と、構成市町である市と那須町の3者で20年度に処理計画を策定する。

 県環境森林部によると、9月時点で同計画を策定済みなのは県内6市町。植竹剛(うえたけつよし)市民生活部長は「県災害廃棄物処理計画や市地域防災計画などと整合性を図りながら策定を進める」と述べた。斎藤氏が質問した。

 ■来年度予算編成

 市は20年度予算編成方針で、財政の健全度を示す実質公債費比率や将来負担比率が県内14市中12位であることを挙げた上で、予算額は本年度比5%減の302億円程度をベースに、広域クリーンセンター設備改良などの事業費を含め342億円程度を目標にした。

 津久井市長は、合併特例債が20年度で発行限度額に達することを挙げ「聖域のない大胆な行財政改革による歳出削減が必要。大田原マラソン大会、与一まつりを含む全ての市単独補助金や全ての事務事業経費の検証を行っている」と強調した。滝田氏が質問した。

 ■佐久山地区避難所

 台風19号で、佐久山地区の避難所となっている佐久山地区公民館は敷地内に浸水が発生、一部避難者が移動を余儀なくされた。今後、周辺の水路沿いに擁壁を設置する対策工事を行う。

 桜岡賢治(さくらおかけんじ)総合政策部長は「今後、浸水が懸念される場合は、ふれあいの丘体育館に避難所を開設する」とした。滝田氏が質問した。