明け方の境内で七草がゆを作る檀徒ら=7日午前6時半、栃木市岩舟町新里

 無病息災などを願って七草がゆを食べる「七草会(しちそうえ)」が7日、栃木市岩舟町新里の龍鏡寺(山崎道英(やまざきどうえい)住職)で開かれ、檀徒(だんと)ら約30人がかゆで体を温めながら、今年の無事を祈願した。

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 七草がゆを食べる習慣が少なくなっていることを危惧し、季節の行事を地域に残していこうと1996年から実施。今年で25回目を迎え、年始の恒例行事となった。

 午前6時、鐘楼の鐘の音が鳴り響き、続々と檀徒が本堂に集合。住職らと共に般若心経を唱え、「無病息災」や「家内安全」を祈願した。その後、参加者全員が民謡「七草ばやし」を歌う中、荻原明(おぎわらあきら)総代(79)が七草を包丁で刻み、境内に用意された大釜でかゆと一緒に煮込んだ。

 檀徒の一人で毎年参加している同市岩舟町五十畑(いかばた)、猪熊正美(いのくままさみ)さん(68)は「令和初の七草がゆが、順調においしくできて良かった。健康で良い1年にしたい」と笑顔でかゆを味わった。