日光市長選で大嶋氏初当選 次点・阿部氏と15票差、接戦制す

 任期満了に伴う日光市長選は15日投開票が行われた。いずれも無所属新人で、元市議の会社員大嶋一生(おおしまかずお)氏(53)が、前副市長阿部哲夫(あべてつお)氏(68)=自民推薦、薬剤師の会社社長長谷川敬(はせがわひろし)氏(49)、元市議会議長の農林業斎藤敏夫(さいとうとしお)氏(67)を退け初当選した。前回の市長選に続く2度目の挑戦となった大嶋氏は「市政に新風を」と行財政改革などを訴え、3氏を退けた。当日有権者数は7万1338人。投票率は59・87%で過去最低だった前回(62・53%)を2・66%下回った。

 午後10時20分ごろ、同市土沢の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、大嶋氏は支持者らとがっちりと握手を交わした。

 建設業界や青年会議所OB、地元の落合地区の住民らが支持。いとこの阿部博美(あべひろみ)県議(自民)も支援した。交差点でのつじ立ちやインターネットを活用した選挙運動を展開し、若者や女性に支持を広げた。

 大嶋氏は「選挙戦で訴えたことを的確に実行するとともに、民間の感覚を市に注入し『強い日光創り』から始めたい」と喜びを語った。

 一方、自民党の推薦を受け、斎藤文夫(さいとうふみお)市政の継続を訴えた阿部氏は同市森友の選挙事務所で「大変お世話になりました。たくさんの人に応援していただいたのに申し訳ありませんでした」、民進党の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員の後援会などの支援を受けた長谷川氏は同市中央町の選挙事務所で「私の実力不足に尽きる。今後は一市民として日光市を良くする気持ちで頑張っていきたい」とそれぞれ敗戦の弁を述べた。

 斎藤氏は農業関係団体を中心に浸透を図ったが及ばなかった。

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