伝統の建築技術を披露した太子祭=10日午前、大田原市山の手2丁目

 建築・建設業者の仕事始めの儀式「太子祭」が10日、大田原市山の手2丁目の大田原神社で行われ、職人が伝統的な道具を使った建築技法を披露して作業の安全と商売繁盛を祈願した。

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 1978年の開始から42回目となる新春の恒例行事。市太子講や大田原商工会議所などの主催で、関係者ら約200人が参列した。

 建築の守護神とされる聖徳太子(しょうとくたいし)をまつった太子碑の前に、烏帽子(えぼし)に狩衣(かりぎぬ)姿の大工職10人が整列。長さ約4メートル、直径約30センチのご神木の寸法を「尺杖(しゃくじょう)」で測り、大田原大工組合の小河原英雄(おがわらひでお)組合長(68)が「大田原」「天長地久」「水」の文字を指で宙に書いた後、のこぎりやおので角材に仕上げる「釿始之儀(ちょうなはじめのぎ)」を行った。

 大田原小の3年生約100人も儀式を見守った。太子講の竹内義美(たけうちよしみ)会長(76)は「十二支の始まりの子(ね)年なので、活力があり災害のない良い年にしたい」と願った。