【小山】市内で収穫した桑の実を原料に作られた「マルベリーワイン」の完成お披露目会が29日、乙女の社会福祉法人パステルが経営するレストラン「みゅぜ・ど・ぱすてる」で開かれた。
農福連携や地域活性化などを目的に市が昨年発足させた官民協同の協議会が、初めて製造した。
ブドウの代わりに同法人を利用する障害者などが収穫した桑の実100キログラムを使い、約90本製造した。仕込みは山梨県にある「東夢(とうむ)ワイナリー」に依頼。口当たりが良く、アルコール度数は低めで、爽やかな味わいが特徴。桑の実は、抗酸化作用があるアントシアニンなどのポリフェノールを多く含むとされる。