福引を楽しむ子どもたち

 【大田原】新春恒例の佐久山花市が13日、佐久山地区公民館駐車場で行われ、地域住民らでにぎわった。

 佐久山商興会が地域おこしを目的に主催し、半世紀以上続く。市内3地区の花市のうち、今年は大田原地区が人手不足などを理由に中止され、同会も検討したが、「地域の伝統行事を絶やすわけにはいかない」と継続を決めたという。

 縁起物の露店はないが、会場には小さなお社が備えられ、造花の販売や甘酒のサービスもあり、オレンジ色の法被姿の会員16人が手づくりで初市の雰囲気を醸し出した。1枚200円の福引は、自転車やファンヒーターなどが当たるとあって家族連れが何度も挑戦し、一喜一憂していた。

 近所に住む保育園児岡本悠李(おかもとゆうり)ちゃん(5)は「お菓子とかカップめんが当たって楽しかった。来年はラジコンカーを当てたい」と笑顔。同商興会の尾引保仁(おびきやすひと)会長(64)は「活気ある1年にし、地域の活性化に貢献したい」と話した。

 花市は26日に黒羽地区でも行われる。