柱の改修工事などが行われている曲師町側のオリオン通り

 【宇都宮】オリオン通り曲師町商業協同組合は16日までに、雨漏りや柱の腐食などが課題になっている商店街のアーケード改修工事を始めた。経済産業省の「商店街活性化・観光消費創出事業」の一環で、食とアニメによるソフト事業を合わせて実施することで、商店街への集客力強化につなげる考えだ。

 同組合のアーケードは1995年に設置された2代目で、シンボルロード東側の曲師町区間約200メートル。高さは3階の店舗まで覆う約16メートルで買い物客や通行人の利便性向上に一役買っているが、設置から25年が経過し老朽化が進んでいる。

 改修は、にぎわい創出に取り組む商店街を支援する同省の事業の一環。事業費はアーケード改修とソフト事業を合わせて約1億5千万円で、国と宇都宮市の補助金、組合負担金で賄う。

 工事は通行者にも配慮し、日中と夜間に分けて実施。天井や柱などの塗装を塗り替えるほか、劣化した柱の一部交換や補修、屋根の開閉修理などを行う。3月末までに完了させる。

 一方、ソフト事業はギョーザを中心とする食と、「クールジャパン」として人気のアニメがテーマ。3月には商店街全体をフードコートに見立てたイベントや飲食店によるスタンプラリー、アニメイベントを計画している。既存、新規事業を継続して展開することで、商店街のイメージアップや集客力強化につなげる考えだ。

 同組合の長谷川正(はせがわまさ)理事長(72)は「明るく楽しいオリオン通りを目指し、買い物客が安心安全に利用してもらえる環境を整えたい」としている。