栃木市復興マルシェのチラシ

 【栃木】市内に甚大な被害をもたらした台風19号からの復興を目指すイベント「元気をだそう!栃木市復興マルシェ」が25日、万町のとちぎ山車会館前広場で開かれる。市内を中心に約20店舗が出店し「元気な栃木」を発信する。

 このイベントは、農商工の関係構築や街なかのにぎわい創出などを目的とした市の新規事業の一環。宇都宮市の商業施設コンサルティング会社に出店者の選定などを委託し、マルシェを昨年10月から3月までの月1回、開く予定だった。

 だが、開催日の1週間前に台風19号が直撃。10、11月は中止としたが、12月はクリスマスをテーマに何とか最初のマルシェ開催にこぎ着けた。

 台風から3カ月が経過し、被災ごみは生活圏から撤去され、浸水被害に遭った店舗も営業を再開している。一方で、市には「観光をできる状況ですか」「多くの店舗が閉まったままですか」といった問い合わせが寄せられているという。

 このため1、2月は「復興マルシェ」と位置付け、市の現状を知ってもらうイベントとすることにした。コーヒー店やパン店、レストランなどの飲食店のほか、米や野菜を販売する農家、雑貨店などが出店する。

 からくり人形師半屋弘蔵(はんやこうぞう)さんによる江戸からくり人形の実演や、市内お囃子(はやし)連の公開練習も行う。市観光振興課は「市を訪れるきっかけになってほしい」としている。

 午前10時~午後4時。