市内の中学2年生に贈るチューリップを手作りした市更生保護女性会

 【大田原】立志式を迎える市内の中学2年生を祝おうと、市更生保護女性会(佐藤育子(さとういくこ)会長)は、生徒に贈る布製のチューリップ約1500本を手作りした。2月上旬の式典当日、手元に届けられる。

 同会は1957年に発足し、現在のメンバーは50~80代の76人。刑務所や少年院を出た人が一時的に生活する県内の更生保護施設を訪問し、生活物資を届ける活動などを続けている。

 チューリップは同会のシンボルで、花言葉は「正直」や「思いやり」。中学生に「思いやりのある正直な大人になってほしい」という願いを込め、2006年から立志式に合わせて毎年造花を寄贈している。

 メンバーは昨年5月ごろから月1回以上集まり、布の裁断やミシン縫いなど作業を分担して製作した。2本1組で、花びらは赤やピンク、黄色、白など色とりどり。「未来に向け大きく羽ばたいてください」などとメッセージも添えた。

 佐藤会長は「花を受け取った生徒から手紙が届くこともあり、とてもうれしくなる。中学生が非行や犯罪に縁のない健やかな人生を歩めるよう、これからも活動を続けたい」と話した。