政府からの臨時休校の要請を受け、緊急の対策本部会議を開く県幹部ら=27日午後8時30分、県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大で政府が全国の小中学校、高校に臨時休校を要請すると表明したことを受け、県は27日夜、緊急の対策本部会議を開き、今後の対応について協議した。県は国の要請に基づき、休校を実施する方針。ただ、国から各都道府県への通知は28日になるとみられ、同日中に県立高入試や卒業式、学童保育などについての対応を決めることになる。

 一方、小山市教委は27日夜、3月2日からの小中学校の臨時休校を決めた。28日に保護者に通知する。

 県の会議は午後8時半から冒頭を除き非公開で開かれ、20分ほどで終了した。終了後、荒川政利(あらかわまさとし)県教育長が報道陣の取材に応じ「子どもたちが学校に来ない時の対応などの問題もある。明日一日でどれだけ骨子が決まるかは分からないが、土日に入る前には伝えたい」との考えを示した。

 入試については「基本的に日程などは予定通り実施したい」と述べ、卒業式は時間短縮などの従来の方針を「強化する必要があるのではないか」とした。県としての方針が決まり次第、28日に県内市町教委へ通知する。

 会議後、福田富一(ふくだとみかず)知事は「国には詳細な情報を早急に示してほしい。影響が大きいため、市町と十分に連携して対応する」とのコメントを出した。