県新型コロナウイルス感染症対策本部会議に臨む福田知事(奥)=2日午後4時15分、県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は2日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、東京や千葉、大阪など外出自粛要請が出された地域との不要不急の往来を当面、自粛するよう県民に呼び掛けた。県内で3月下旬から感染者が増加傾向にあるため、福田知事は「今がまさに急速な感染拡大を回避するための重要な時期」と強調した。また県内で確認された感染者について、今後は居住地を市町名まで公表する。

 全国知事会でも同日、同様の宣言をまとめた。福田知事は先月26日にも、翌27日夜~29日まで東京、埼玉、神奈川の3都県への外出を控えるよう訴えていたが、期間や地域を拡大した。2日開催した対策本部会議後、福田知事は記者団の取材に応じ、「週末や休日は特に注意してほしい」と述べた。

 会議では新たに県の基本的対応方針をまとめ、県内で同日以降に確認された感染者について、居住地を市町名まで公表することなどを定めた。

 これまではノロウイルスなどと同様に、県の広域健康福祉センター単位での公表だったが、市町と連携した対策を講じられるよう、具体的な市町名を情報提供することとした。県のホームページ上で県民から知事に直接、情報公開するよう要望が寄せられていた。

 また、密閉空間、密集場所、密接場面の条件が同時に重なるような集まりについて自粛の協力を強く求めることなども盛り込んだ。