ライトアップされた鬼怒川温泉護国神社・温泉神社境内の桜=3日夜、日光市鬼怒川温泉滝

 日光市鬼怒川温泉滝の鬼怒川温泉護国神社・温泉神社で3日、桜のライトアップが始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出を控える動きが続く中、見頃を迎えたソメイヨシノ約20本が、ひっそりと闇夜に浮かび上がった。

Web写真館に別カットの写真

 恒例の「鬼怒川温泉夜桜大宴会」(同温泉夜桜まつり実行委員会主催)の企画。ことしは感染予防のため、余興や飲食物の提供などは全て取りやめた。「誘客のためではなく、安らぎを届けよう」(担当者)とライトアップのみ実施を決めた。7日まで。

 境内には茅(ち)の輪や和傘とともに、感染対策として消毒液が用意された。ぽつりぽつりと訪れた見物客にはマスク着用と間隔を空けての観賞が呼び掛けられた。

 沼尾綾乃(ぬまおあやの)実委副委員長(43)は「ライトアップは地域を守ってくれている神社への恩返しでもある。来年は夜桜を見ながら宴会を楽しんでもらいたい」と終息を願った。