【矢板】5日告示、12日投開票の市長選で、立候補を予定している現職の斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)氏(47)と、新人で前市議会議長のホテル業和田安司(わだやすじ)氏(59)=自民、公明推薦=のマニフェスト(公約集)が3日までに出そろった。

 斎藤氏は同日記者会見して発表した。キャッチフレーズは「改革を止めるな!」で、最大の柱は新型コロナウイルス対策の推進。国際医療福祉大塩谷病院に感染症治療用の設備導入を支援し、連携を強化する。感染症対策を加味した自主防災組織の拡充や、国と連携した景気対策に取り組む。

 ほかに「安全安心な地域を創る」「活力ある産業を創る」「新しい人の流れを創る」を掲げ、4本柱とした。災害に強いまちづくりの推進やシャープ栃木工場跡地利用の促進、スポーツツーリズム推進による関係人口の創出などを挙げた。

 和田氏は「これまでにない力強い、優しい矢板へ」を掲げたマニフェストを3月中旬に公表。(1)未来をつくる~少子高齢化の克服&子育て日本一(2)稼ぐ~地場産業盛り上げ&企業誘致(3)命・暮らしを守る~災害に強い、環境に優しいまち-を柱に70の政策を示した。

 矢板の地域力や文化力を生かした健康づくりに取り組むほか、障害のある子どもや病児向けなど多様な保育サービスを拡充する。販路開拓、イノベーション(技術革新)の創出、農林業の成長産業化にも取り組む。避難所環境の整備や、市民の防災意識向上を図る。