宇都宮大は3日、新型コロナウイルス感染症対策として、20日に開始する前期授業について、5月末まで原則としてオンラインによる遠隔授業で行うと発表した。本年度開設した群馬大との共同教育学部など全5学部と大学院とも、学生は自宅のパソコンなどで授業に臨む。6月以降は状況を見て判断する。

 活用するオンラインサービスなどは検討中。実験器具を使った実習などオンラインでは難しい内容の場合、教室での授業がどこまで可能かなども教員側と詰める。また学部と大学院で計約5千人いる学生に対し、自宅のインターネット環境などを調査する。

 一方、群馬大も3日、20日に始める前期授業を当面、原則として遠隔授業にすると発表した。

 宇都宮大は3月の卒業式のほか、4月4日に予定していた入学式を中止、さらに授業開始日を9日から20日へ繰り下げるなど影響が出ている。担当者は「さらなるリスクマネジメントとして、授業の性質に応じた遠隔化を図る」としている。