小山市は4日、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い休校していた小中学校の再開について、新学期は予定通り8日に始業した上で、再び9、10の両日を休校にする、と発表した。週明けの13日から再開する予定だが、感染拡大の状況を見極めて対応する方針。1日に県南地域で感染者が確認されていることから、一定程度の期間をあけて再開することにしたという。

 会見した同市の大久保寿夫(おおくぼとしお)市長は、国が示した指針では市内は休校を要しない地域だとした上で、市内の事業所を含め、県南地域で感染者が相次いでいることに言及。「保護者からは不安の声の一方、再開を望む声もあった。意見は五分五分だったため、慎重に判断した」と語った。

 市内には市立小中学校と義務教育学校が計36校あり、8日は登校となるが、始業式を開くかどうかなどは各校で判断する。入学式は中学校と絹義務教育学校が8日、小学校は9日にそれぞれ実施。換気の徹底などの対応を各校に促すほか、児童数が多い場合などは式を2回に分けるなどの対応を検討してもらうとした。

 部活動も休校中は実施せず、再開後に感染防止に配慮した上で始める予定。

 休校延長に伴う学習の遅れについては今後、未習部分と同じ分野の学習時に不足部分を合わせて指導するほか、家庭学習で補えるよう保護者とも連携する方針。夏休みを減らして補習授業を実施することなども検討している。