ヨークベニマル戸祭店従業員の新型コロナウイルスの感染状況

県内の新型コロナウイルスの感染者数

ヨークベニマル戸祭店従業員の新型コロナウイルスの感染状況 県内の新型コロナウイルスの感染者数

 宇都宮市は20日、市内在住の60代と50代の女性2人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。これまでに感染が判明しているヨークベニマル戸祭店従業員の母親と同僚。戸祭店を感染の起点とした感染者は5人となり、市は「クラスター(集団感染)と判断した」と指摘した。

 感染者は市内21、22例目。栃木県内の感染確認は計64人となった。

 市によると、戸祭店では20日までに16例目の女性を発端として40~60代女性従業員4人の感染が確認されたことになる。感染者はそれぞれ休憩室や更衣室を同じ時間帯に使ったり、その場で会話を交わしたりしていた。16例目の娘である10代女性はクラスターに含まれない。

 市内21例目の60代女性は、20例目の40代女性と同居の母親、22例目の50代女性は同僚。市は行動歴や濃厚接触者などを調査し21日公表する。

 市はクラスターの発生場所を「戸祭店の休憩室、更衣室」と特定。「数人以上の感染が連なって感染が広がった。明らかにクラスターと言える」とした。

 一方、県はクラスターの定義について「同一の場で感染者5人以上の接触歴等が明らかになっている場合で、家族への2次感染は含まない」とし、市とは異なる見解を示した。

 市は19日までの戸祭店の感染者3人と接触の可能性があった従業員16人を検査する考えを示しており、20日に11人の検査が終了。22例目を除く10人は陰性だった。21日に残る5人を検査する。

 一方、県は20日、計23件検査し、結果は全て陰性だった。市は32件を検査。累計検査件数は3079件、退院者は46人。