栃木県は4日、県議会経済企業常任委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けた県内の観光需要回復に向けて実施する「県民一家族一旅行」運動の概要を明らかにした。16日から10月末までに県内の宿泊施設を利用した場合に1人当たり3~5千円を割り引く。

 県は開会中の県議会6月通常会議に提出した補正予算案に事業費3億2千万円を盛り込んでいる。県外からの誘客を展開する前に県民へ県内での旅行を促し、観光業回復への一歩とすることを目的とする。

 割引は1人合計2泊までで、宿泊額が1万円以上の場合1人1泊5千円、6千円以上1万円未満は同3千円を割り引く。予約申し込みは国内オンライン・トラベル・エージェントや県内の旅行業者を通じて受け付ける。

 また県は同運動期間中、お盆や紅葉シーズンなどの繁忙期を除く土、日、祝日について県内の有料道路を無料化する。対象は日塩有料道路(もみじライン、龍王峡ライン)、鬼怒川有料道路、宇都宮鹿沼道路、日光宇都宮道路。