新型コロナウイルスの影響で中止となった第102回全国高校野球選手権大会栃木大会に代わって県高野連が開催する独自の公式戦について、加盟する全61校が参加の意向を示していることが5日、県高野連への取材で分かった。試合方式は16日の運営委員会で決定する。

 試合は7月18、19日と23~26日、8月1、2日の計8日間、県営、清原、とちぎ木の花スタジアム(栃木市営)の3球場で実施。日本高野連が示した感染拡大防止対策ガイドラインにのっとって無観客とし、開会式は行わない。

 昨夏の第101回全国高校野球選手権栃木大会には62校59チームが参加し、7月12~28日まで延べ11日間にわたって熱戦を繰り広げた。今回は練習時間を確保し、学業に支障を来さないことを考慮したため日程が短く、トーナメント方式での開催は難しいとの見方も出ている。

 県高野連は5月28日に開かれた臨時理事会で独自公式戦の開催を決定。5日まで加盟各校に参加の意向を確認していた。藤田光明(ふじたみつあき)理事長は加盟全校が参加の意思を示したことについて、「『一つのけじめをつけたい』という思いの表れだと思う。選手たちが次に向かっていけるような試合にしたい」と語った。