特別公開されたベルギー大使館別荘=2日午後、日光市中宮祠

 奥日光の中禅寺湖畔にあるベルギー大使館別荘(日光市中宮祠)が2日、初めて一般公開された。建築90周年記念と、「本物の出会い 栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」の特別企画として期間限定で実施。現在も使われている別荘を見学できる貴重な機会とあって、県内外から大勢の観光客が訪れた。

Web写真館に別カットの写真

別荘は1928年にホテルオークラの創始者大倉喜七郎(おおくらきしちろう)が建て、ベルギーに贈ったとされる。木造2階建てで、床面積約400平方メートル。近くに残る英国やイタリアの大使館別荘が和風の建築様式を取り入れたのに対し、純洋風だという。

 公開されたのは1階のエントランスやサロン、テラスなどと庭。この日は駐日ベルギー特命全権大使のギュンテル・スレーワーゲン氏も訪れ、公開の様子を視察した。スレーワーゲン氏は「家もすてきだが、ここからの中禅寺湖の景色をぜひ見てほしい」と話した。

 大田原市加治屋、根来(ねごろ)はつ美(み)さん(73)は「以前から見学してみたいと思っていた。洋風の内装に、つぼなど日本の物が多く飾られていたのが印象的だった」と喜んでいた。

 公開日は25日までの土、日、月曜日。午前10時~午後4時。無料。