益子焼と笠間焼の歴史や文化を軸としたストーリーで本年度の日本遺産に認定された益子町と茨城県笠間市が22日、同町益子の「陶芸メッセ・益子」で記念式典を開き、大塚朋之(おおつかともゆき)町長や山口伸樹(やまぐちしんじゅ)市長ら関係者がくす玉を割り共に認定を祝った。
新型コロナウイルスの感染防止対策に伴い、参加者は十数人に限定した。式典で山口市長は「益子町の尽力に感謝したい。これからが大切なので、しっかりタッグを組んで地域の活性化に取り組む」、大塚町長は「4度目の申請だったが、これまでの努力に笠間市などの新しいパワーが加わって認定を受けることができた」と喜びを語った。
両市町はタイトル「かさましこ ~兄弟産地が紡ぐ“焼き物語”~」のストーリーを文化庁に共同申請し、19日に認定が発表された。