3カ月ぶりに運行再開し、大間々駅を出発するわたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車=5日午前10時50分、群馬県みどり市大間々町

 わたらせ渓谷鉄道は5日、新型コロナウイルスの影響で運休していたトロッコ列車の運行を約3カ月ぶりに再開した。

 運行したのは「トロッコわたらせ渓谷号」。群馬県みどり市の大間々駅から出発する第1便に約60人が乗り込み、見送りの人がホームから手を振った。列車は自然豊かな渓谷を進みながら、約1時間半かけて終点の栃木県日光市足尾町掛水の足尾駅に着いた。

 新型コロナ対策として、乗車人数は通常の半数の90人に減らし、乗客にマスク着用などを呼び掛けた。

 同鉄道の品川知一(しながわともかず)社長(61)は「無事に再開できて良かった。窓のないトロッコは感染リスクが低いと思うので、多くの人に乗車いただき渓谷の風景を楽しんでほしい」と話した。 観光列車として休日に運行するトロッコ列車「わたらせ渓谷号」と「わっしー号」は4月6日から運休。残る「わっしー号」は8月の再開を見込んでいるという。