藍染めした布マスクを持つ風間さん

 栃木県足利市伊勢町2丁目の藍染め工房「藍絽座(あいろざ)」はこのほど、政府が配布した布マスクを天然藍で染めるサービスを始めた。6月下旬に会員制交流サイト(SNS)で希望者を募ったところ多くの反響があり、すでに100件ほどの申し込みがあるという。

 工房の風間幸造(かざまこうぞう)代表(55)は県認定の伝統工芸士。藍の葉を発酵させて作る天然の染液を使っており、今回のサービスは天然藍染めの魅力を広げようと企画した。

 風間さんによると、天然藍で染めたマスクは肌荒れや紫外線の防止に加え、長時間使っても防臭に効果があるという。洗っても効果が落ちにくいのも特徴としている。

 マスクの藍染めは1枚220円。持ち込みのほか、郵送でも受け付ける。風間さんは「昔ながらの伝統工芸を知ってもらうきっかけになればうれしい」と話している。