実際にUVを照射し、消毒中のロボット(中央)=9日午後、宇都宮市竹林町

デモンストレーションでUVを照射し、消毒中のロボット=9日午後、宇都宮市竹林町

実際にUVを照射し、消毒中のロボット(中央)=9日午後、宇都宮市竹林町 デモンストレーションでUVを照射し、消毒中のロボット=9日午後、宇都宮市竹林町

 新型コロナウイルス感染症の再拡大に備え、宇都宮市竹林町の済生会宇都宮病院は、強力な紫外線(UV)を照射しウイルスを殺菌消毒するパルス方式キセノンUV照射ロボット「ライトストライク」を導入した。9日、同病院でデモンストレーションが行われた。

 ロボットの独占販売権を持つ医療機器製造・販売のテルモ(東京都)によると、県内で導入されるのは同病院が初めて。ロボットを病室や手術室などに設置し、特殊なUVを5分間照射することで、ドアノブや床などに付着したウイルスを消毒できる。新型コロナウイルスをはじめ、ノロウイルスや薬剤耐性菌などさまざまなウイルスの消毒が期待できるという。

 デモンストレーションは、集中治療室(ICU)で行われた。病院関係者らが見守る中、テルモの担当者がロボットを操作し、病室内にUVを照射した。

 篠崎浩治(しのざきひろはる)副院長(55)は「手作業よりも短時間で消毒ができるため、一般診療の受け付けを停止することなくしっかりと消毒することができる。新型コロナウイルス感染の第2波が来たとしても、切れ目のない地域医療サービスの提供に努めたい」と話した。