高級食パン専門店「記憶に刻め」が11日、栃木県大田原市美原1丁目にオープンする。
市内でカフェ&スイーツ「雪ノ下」那須大田原店などを経営するストロイエ(同市住吉町2丁目、吉沢崇(よしざわたかし)社長)が、ユニークなネーミングの高級食パン専門店を全国各地で手掛けるベーカリープロデューサー岸本拓也(きしもとたくや)氏(横浜市)にプロデュースを依頼した。
店名は「一度食べたら、記憶に刻まれるほどのおいしさ」との思いを表現。大田原市の形をした食パンをおいしそうに食べる女性の姿をロゴに描き、看板や手提げ袋に活用している。
りんどう湖ファミリー牧場のジャージー牛乳を使用。プレーン「くちどけの記憶」(2斤税別800円)、レーズン入り「大地の果実」(同980円)やサンドイッチもある。販売目標は1日150~200本。
岸本氏は「口溶けがよく、耳までやわらかく、ほのかな甘みが伝わる食パン。記憶に刻まれる店を一緒に作っていきたい」としている。午前10時~午後6時。10日午後1時からプレオープン。(問)同店0287・47・5180。