伸びたつるに次々と咲き始めた「花豆」の花

 「花豆」とも言われるベニバナインゲンの朱色の花が栃木県日光市土呂部の畑で次々と咲き始め、緑豊かな里山を彩っている。

 ベニバナインゲンは、2センチほどの大きさに成長し、甘煮などで食される。市内では土呂部のほか、上栗山、川俣など、主に標高700メートルを超える冷涼な地域で栽培されている。

 土呂部で栽培するのは2軒。主婦山口(やまぐち)ウメ子(こ)さん(67)は5月半ば、自宅近くの畑約500平方メートルに種をまいた。3メートルほどの長さに伸びたつるに6月下旬から花が付き始め、10月ごろまで咲き続けるという。

 10月上旬に収穫を始める予定で、山口さんは「今年は雨が多かったので出来がいい。ただこれからの日照りが心配ですね」と話した。乾燥させた豆は、日蔭の栗山ふるさと物産センターなどに出荷する。