新聞スクラップを体験する教諭ら

 【下野】9月1日に開催する「『下野市新聞の日』新聞を楽しむ体験事業」を前に、市教委は30日、新聞スクラップを活用した学習法などを学ぶ教員向けの研修会を開いた。

 同事業は本年度の新規事業。市内の児童生徒全員に学校を通じて新聞を無償で配布し、活字媒体に慣れ親しむことで読解力を高め、社会情勢にも関心を持ってもらうことを狙っている。

 研修会には各校の校長や図書館教育担当、学校生活支援員など約50人が参加。講師は下野新聞教育文化事業部の川村滋(かわむらしげる)NIEコーディネーターが務めた。

 川村コーディネーターは「新聞で学びをひらく」と題し、新聞を生きた学習材として教育に活用するNIEの歴史や、新聞を読んでいる子どもの学力が高いことをデータを使って解説。新聞に親しんでもらうには「新聞をめくらせる仕掛けが必要」だとし、新聞の中の動物探しなどの例を紹介した。

 参加した教諭らは川村コーディネーターの指導で新聞スクラップを体験。緑小の大嶋亨(おおしまとおる)教務主任は「新聞の表現が子どもたち言葉の豊かさに結びつけば」と話していた。