新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県内で確認された新型コロナウイルス感染者は3日、200人を超え、計202人となった。100人を超えた7月14日からわずか20日間で2倍に増加した。同月中旬以降に相次いで発生したクラスター(感染者集団)が押し上げた。

 最近では家族や同僚間での感染が多く、感染経路が不明な事例も増えている。県の担当者は3日の記者会見で「危機感が高まっており、予断を許さない状況。クラスターの発生と拡大を防ぐために調査と検査が必要不可欠で、これまで以上にしっかりと対応する」と説明した。

 県内の初確認は2月22日。100人に達するまで約4カ月半かかっていたが、7月中旬から小山市の集会や通勤車内、宇都宮市の美容業店、日光市のラーメン店とクラスターが次々に発生し、感染者が急増した。

 ただ病床の稼働率は2日現在、17.7%で、過去最高となった4月下旬の29.2%よりは下回っている。重症患者はいない。

 県は7月27日、県独自の警戒度を3段階で中間の「感染拡大注意」に引き上げた。新型コロナ特別措置法24条に基づき、県内外を問わず「三つの密」の回避など、基本的な感染防止対策への協力を要請している。