市内でスタートした「38ストリートデザインテラス」(写真はシンボルロードのLE METRO)

 【宇都宮】テラス席の設置など、市内飲食店の路上活用を支援する市の「38(MIYA)ストリートデザインテラス」が、8日までに始まった。申請した店舗のうち、シンボルロードやバンバ通りなどの17店が実施許可を取得。新型コロナウイルスが収束しない中、3密解消策としても期待される。

 事業は、新型コロナ感染拡大で売り上げが落ち込む飲食店の支援として、国が打ち出した道路占用の規制緩和を活用。対象エリアは市内全域で、店舗前におおむね幅5メートル以上の歩道があるなどの条件を満たせば、テラス席やテークアウト販売用のテントを設置できる。

 申請は6月下旬に始まり、市によると7月末までに20件の応募があったという。現在、許可を受けている店舗は全て、シンボルロードやバンバ通りなど中心市街地で、飲食店を中心に物販の店もある。

 池上町のビストロカフェバー「LE METRO(ル・メトロ)」は点字ブロックに配慮しながら、店のサンシェード下にテーブルといすを設置。オーナーの金山幸夫(かなやまゆきお)さん(50)は「限られたスペースだが、外の席を希望するお客さんもいる。周辺でも実施店舗が増えていけば」と期待していた。

 事業は11月30日まで。市は参加希望店からの申請を受け付けている。