2019年度の県営都市公園9カ所の利用者数は前年度比1万3千人減の443万人で、2年連続で減少したことが12日までに、県県土整備部のまとめで分かった。台風19号や新型コロナウイルス感染拡大に見舞われた一方、大型連休など人出が好調だった時期もあり、微減にとどまった。同部は本年度までの計画で年間利用者数500万人を目標に設定しているが、達成は難しい状況だ。

 

 19年度のゴールデンウイークは改元に伴う異例の10連休になり、各施設がにぎわった。夏季の高温でプール施設も利用を伸ばしたが、秋季以降は大規模イベントの休止が相次いだ。

 10月にとちぎわんぱく公園(壬生町)で予定されていた「とちぎグリーンフェスタ」は開催日と台風19号の接近が重なり中止に。10万人の来場を見込んで3月に井頭公園(真岡市)で開催予定だった「全国いちごサミットinもおか2020」は新型コロナの影響で延期になった。2月末からは同公園の屋内施設を休館にするなど、各公園が感染対策に追われた。

 公園別では、井頭公園が5万2千人減の84万4千人でトップ。とちぎわんぱく公園が4万6千人減の79万9千人で続いた。一方、総合スポーツゾーン整備が進む県総合運動公園は6万8千人増の57万8千人、季節の花々に関心が集まった那須野が原公園(那須塩原市)は2万2千人増の26万8千人など、3カ所で利用が伸びた。

 県都市整備課は「現在は新型コロナの影響を受けた全ての施設を制限なく開放し、利用者数も回復してきている。引き続き3密対策に努めたい」としている。