「佐野黒から揚げ」のPRチラシ

 【佐野】市の地方創生事業「佐野パパプロジェクト」の活動グループ「e街(いーまち)佐野奉行所」が開発した「ソース唐揚げ」が「佐野黒から揚げ」と命名され、12、13の両日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれる食品展示会「FOOD WAVE2018 TOKYO」に出展することが9日までに分かった。

 食品メーカーなど企業中心の展示会にまちおこしグループが出展するのは珍しく、同奉行所奉行の島田明(しまだあきら)さん(50)は「全国に発信する絶好の機会。どんな反応があるか楽しみです」と期待を寄せている。

 佐野黒から揚げは、佐野らーめん、いもフライに続く第3の名物にしようと同奉行所などが考案した。佐野松桜、馬頭両高開発の馬松ソースを使った唐揚げは、3月の「佐野カラage」フェスで大好評。販売に手応えを感じた出店者を中心に「からあげ協会」(仮称)設立の方針を決めるなど、盛り上がりをみせていた。

 展示会への出展は、佐野黒から揚げのプロジェクトに関わるフードコーディネーターの紹介で実現。併せて、同奉行所のメンバーが見た目の特徴などを生かし、佐野黒から揚げと命名した。

 「大舞台」での披露にあたり、レシピや調理方法を再確認。ソースの色を連想させる黒を強調しようとたれの漬け時間を長くし、揚げる温度も通常より高温にして、カラッとした感じを出したという。

 同フォーラムを主催する伊藤忠食品では「地域貢献の一環として、出展を依頼した。地元のグループが、高校生が開発したソースを使用してまちおこし活動につなげたことに注目した」などと評価している。

 同グループでは東京出展での反応を検証し、商品化を視野に活動を展開する考えだ。