5選出馬を正式に表明する佐藤市長=3日午前、宇都宮市議会議場

 11月の任期満了に伴う宇都宮市長選に向けて、佐藤栄一(さとうえいいち)市長(58)は3日、定例市議会本会議で「目指すべき都市像である『超スマートな地域共生社会』を創っていくことが私の最大の使命」と述べ、5選を目指し立候補することを正式に表明した。

 市議会自民党議員会長の熊本和夫(くまもとかずお)氏の一般質問に答えた。

 佐藤氏は答弁で4期目を振り返り、「人口減社会でも持続的に発展できるネットワーク型コンパクトシティを目指し、JR宇都宮駅東口整備、次世代型路面電車(LRT)整備事業などを進めた」と強調。待機児童ゼロや地域包括ケア、日本遺産「大谷石文化」などへの取り組みも訴えた。

 5期目を見据え、「誰もが住み慣れた地域で情報通信技術の恩恵を受けながら支え合い暮らせる『超スマートな地域共生社会』こそが目指すべき都市像。実現に向け、身命を賭して取り組んでいく」と語った。

 立候補を巡っては市議会自民党、公明党両議員会が8月下旬に、佐藤氏の後援会総連合会が今月1日にそれぞれ要請し、佐藤氏は「極めて重く受け止める」などと応じていた。

 市長選では、対立候補の擁立を模索する動きが見られ、選挙戦になる可能性がある。