おしらじの滝で行われた安全祈願祭

 【矢板】8月に滝つぼに入った男性ら2人が亡くなる水難事故が発生した下伊佐野の「おしらじの滝」で10日、安全祈願祭が行われた。

 犠牲者を供養し市内屈指の観光名所の安全を祈ろうと市観光協会が主催。市や市商工会、警察、消防などの関係者約20人が参加した。

 祈願は長井の寺山観音寺の松平宣秀(まつだいらせんしゅう)副住職(54)ら3人が執り行った。参加者は、滝の流れる音と読経の声が響く中、焼香し静かに手を合わせていた。

 同協会の高柳真知子(たかやなぎまちこ)会長(71)は「多くの人に愛される滝を大切に守っていきたい。訪れる人たちにはルールを守って楽しんでほしい」と話した。

 おしらじの滝は、めったに水が流れない「まぼろしの滝」として知られ、青く輝く滝つぼが人気を博している。滝つぼ周辺はロープで区切られており、立ち入り禁止となっている。