ライフジャケットの着用を体験する児童たち

 【大田原】9月の防災月間に合わせ、県大田原土木事務所は11日、薄葉小で河川水難事故防止出前講座を開いた。

 今季は水難事故が続いたことを受け、川遊びの注意点を学び安全に楽しんでもらおうと企画。同事務所職員3人が来校し、5、6年生計85人が参加した。

 那須水害など過去に起きた水害の画像や動画を紹介。技師の枝理恵(えだりえ)さん(28)は「川の水は徐々に増水するのではなく、一気に激流が襲ってくる」と説明し、「山に分厚い雲がかかったり雷の音が聞こえたりしたら、すぐ川から離れて」と早めの行動を訴えた。

 児童たちは真剣な表情で耳を傾け、講座後はライフジャケットの試着も体験し危機意識を高めていた。5年渡辺心(わたなべこころ)君(11)は「家の近くの箒川にお父さんとよく遊びに行く。遊ぶときは注意点を守り、自分たちで命を守る行動を取りたい」と話した。

 16日に両郷中央小、10月16日に紫塚小でも講座が開かれる。