新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 佐野市の小学校に通う児童の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、市教委は20日、児童のクラスメートと教職員ら約90人を対象に抗原検査を行うことを明らかにした。県は同校に濃厚接触者はいないと判断しているが、保護者の不安を解消するため、唾液を採取する抗原検査を実施する。

 感染が確認されたのは、犬伏東小に通う児童2人。いずれも感染を広げる可能性のある期間中に登校していないことから、臨時休校日は設けず、校内の消毒を行った上で連休明けの23日から学校を再開する。

 市教委は「感染者や濃厚接触者などに対する差別的な言動に同調せず、正確な情報に基づいた冷静な行動を」と呼び掛けている。

 14日に感染が確認された北中と城東中の生徒、教職員222人に行った検査の結果は全て陰性だった。

 一方、鹿沼市教委は20日、市内中学生の感染確認を受け休校などの措置は取らないことを確認した。県の情報を基に、濃厚接触者が校内にいないことや、消毒作業が行われたことなどから判断した。