チームフラッグを前にする「MOKA BREAK」の8人

山前分館で練習に励む「MOKA BREAK」のメンバー

チームフラッグを前にする「MOKA BREAK」の8人 山前分館で練習に励む「MOKA BREAK」のメンバー

 【真岡】市内を拠点に活動する芳賀地区で唯一の小学生ドッジボールチーム「MOKA BREAK(モオカ ブレイク)」が存続の危機に立たされている。メンバー8人のうち6年生5人が来春卒業すると、現在の4、5年生3人のみになってしまい、公式戦はもとより地域の大会にさえ出場が危ぶまれる。少子化に加え、新型コロナウイルスの影響で3~5月に練習先の体育館が使えず、勧誘活動も十分できなかったことが要因だ。チームは10月に体験・見学会を市内で予定しており、「興味があればぜひ足を運んでほしい」と呼び掛けている。

 市内では物部小の児童や保護者でつくるチーム「ゴールドブレイザーズ」が活動していたが、メンバー減少などに伴い2016年度で休部。その後、市のドッジボール教室に参加した市内の小学生9人でつくる「MOKA BREAK」が18年11月に結成された。

 日本ドッジボール協会などが主催する公式戦は1チーム12人で試合を行う。監督の物部、農業豊田友晴(とよだともはる)さん(42)とチームマネジャーを務める妻真由美(まゆみ)さん(43)によると、発足翌年に15人に増えたメンバーも、今春には卒業や退部により真岡、真岡西、久下田の3校に在籍する男女計8人に減ってしまった。

 「6月に練習を再開したがコロナ禍で大会はなく、練習試合も1回やったのみ」と豊田さん。それでも週3回の練習日にはほぼ全メンバーが参加し汗を流す。公式戦への出場は難しいが、地域の大会では8人制などのローカルルールで開催されることがあるという。

 キャプテンの久下田小6年佐藤空雅(さとうくうが)君(11)は「アタックを決めたときが一番うれしい。何とかチームが残ってほしい」と願う。

 県ドッジボール協会によると、加盟する県内小学生チームは九つ。26チームあった12、13年前から3分の1に激減しており、橋本宣哲(はしもとよしのり)理事長(49)は「要請があれば体験会にスタッフを送るなど支援したい」と約束する。

 体験・見学会は10月11日午前10~11時半、小林の山前分館(体育館)。(問)チームの横田健(よこたたけし)代表080・3120・0871。