夜空を彩ったサプライズ花火

 【宇都宮】新型コロナウイルスの影響で毎夏恒例の「うつのみや花火大会」が中止になったことを受け、市民に笑顔を届けようとサプライズ花火が21日夜、市道場宿町の鬼怒川河川敷で打ち上げられ、927発の大輪が夜空にきらめいた。

 今年のうつのみや花火大会が予定されていたこの日に合わせ、大会を運営するNPO法人「うつのみや百年花火」が企画。3密回避のため、時間や場所は公表せず、無観客で実施した。

 打ち上げは、花火製造「マルゴー」(山梨県市川三郷町)が協力。午後8時17分にスタートし、色鮮やかな尺玉が次々と放射状に弾けた。フィナーレには疫病退散の縁起物として市に伝わる「黄ぶな」をイメージした花火が宙を彩り、約10分間の打ち上げを締めくくった。

 同法人の亀井光一郎(かめいこういちろう)理事長(45)は「花火を通して、勇気や元気を届ける役目を果たせたと思う」と話した。