【壬生】地域おこし協力隊のガンドゥ・ベンジャミンさん(29)はこのほど、藤井小の放課後子ども教室「みちくさ」に参加し、子どもたちと「かんぴょう音頭」の踊りを体験した。
ケニア出身のベンジャミンさんは日本大4年の時、2013年箱根駅伝で2区区間賞を獲得し、卒業後は実業団で活躍。ランニング文化の普及や国際交流のため、8月から地域おこし協力隊員として活動している。
この日は、初めて地域の子どもたちと交流。子どもたちに教わりながら、町無形民俗文化財「かんぴょう音頭」に挑戦。1列になり、おはやしに合わせながらかさを持って踊った。その後、子どもたちにベンジャミンさんの走りを体感してもらおうと、鬼ごっこを実施。子どもたちは全速力で逃げ、一緒に汗を流した。
ベンジャミンさんは「新しいことに挑戦できて楽しかった。これからも頑張ります」と話した。