収穫したマコモを抱える高橋さん

商品として販売されるマコモタケ

収穫したマコモを抱える高橋さん
商品として販売されるマコモタケ

 中華料理の高級食材として珍重されるマコモタケの収穫がこのほど、栃木県小山市井岡の高橋進(たかはしすすむ)さん(62)方で始まった。7月の長雨と8月の猛暑の影響か例年より2週間遅れ、昨年に比べると1カ月近く遅れているという。

 マコモはイネ科の多年草で、水稲のように春に田植えし、秋に収穫する。市内で栽培しているのは高橋さんだけ。茎の一部がタケノコのように肥大したのが「マコモタケ」として食用になる。最近では中華以外でもさまざまな料理に用いられる。お勧めの調理法は「きんぴらか天ぷら」という。

 高橋さんは2・5メートルほどに成長したマコモをかき分け、白く太ったマコモタケを見つけては鎌で刈り取っている。今年は収穫が遅れた上に、収量も前年より2~3割減る見込み。収穫は11月中旬まで続く。

 栽培を始めて5年目。「なかなか太らないので、今年は駄目かと思った」と高橋さん。「まだ分からないことが多いので試行錯誤の繰り返し」と話す。

 出荷先はほとんどが市場だが、一部は喜沢の大型商業施設「おやまゆうえんハーヴェストウオーク」内の「わくわく広場」にも卸している。