お気に入りの記事を切り抜く児童

 第2回「『下野市新聞の日』新聞を楽しむ体験事業」が20日、行われ、下野市内の全小中学校15校の児童生徒が、同日付の下野新聞を手に取り、新聞の活字や写真に親しんだ。

 同事業は、市が児童らに新聞を無償で配布し、活字に慣れ親しむことで読解力を高め、社会情勢にも関心を持ってもらうことを狙っている。国分寺東小では、午前10時5分からの業間の時間を利用して新聞が配られ、各学年ごとに工夫された授業が行われた。

 3年1組では、新聞が配られると待ちかねたように「やったー」と声を上げる児童も。山下美樹(やましたみき)教諭(44)が「きょうは前回よりレベルアップします。お気に入りの記事を切り取りワークシートに貼り、感想を書いてください」と指導。読む範囲も「子どもタイムズ」欄から全ページに広げた。

 子どもタイムズの記事を切り抜く児童が多かったが、渡辺雄貴(わたなべゆうき)君(8)は1面の「コロナ感染4000万人超す」を切り抜いた。「一番気になっている話題で、4千万人を超えたと知ってびっくりした」と理由を話した。

 隅内宏(すみうちひろし)校長(59)は「まずは、新聞を読むことの面白さに気付いてもらいたい。複数の情報を自分なりに判断できる大人になってほしい」と話した。この日授業を視察した下野新聞教育文化事業部の川村滋(かわむらしげる)NIEコーディネーターは「学年ごとの発達段階や関心、興味に対応した授業が行われた」と評価した。第3回は来年1月を予定している。