陽光を浴びて輝く色とりどりのシクラメン=21日午前10時45分、宇都宮市古田町

 冬の花として知られるシクラメンの出荷が栃木県内の生産農家で始まった。

 宇都宮市古田町の「フラワールドひしぬま」では温室約10アールで、約20品種、1万鉢を栽培。ピンクや赤、白など色とりどりのシクラメンがずらりと並び、今月初めから出荷を始めた。

 青空が広がった21日は陽光で花々が輝く中、菱沼修(ひしぬまおさむ)代表(63)や家族ら6人が花や葉の手入れ作業などに汗を流した。菱沼代表は「コロナ禍で大変な状況だが、家の中などでシクラメンを育てて心に潤いを感じてほしい」と話していた。

 出荷作業はお歳暮などに向けて本格化し、12月前半まで続く。愛知県や東京都などの市場に届けられるほか、直売もしている。