都道府県魅力度ランキング最下位を受けた調査会社への申し入れについて、取材に応じる福田知事=21日午後、県庁

 都道府県魅力度ランキングで本県が初の最下位に転落したことを受け、福田富一(ふくだとみかず)知事は21日、東京都港区の民間調査会社「ブランド総合研究所」を訪れ、同社の地域ブランド調査について、総合的な評価項目の創設や調査方法の変更を申し入れた。福田知事は申し入れ後、報道陣の取材に対し「底からはい上がり、倍返ししていきたい」と述べた。

 申し入れ書では同社の84の調査項目の一つである「魅力度」が「総合的な評価との誤解が生じている」と指摘。「観光意欲度」(今年は42位)や「居住意欲度」(同39位)「産品購入意欲度」(同37位)なども加味した総合的な評価項目を設けるよう求めた。

 インターネットでの調査方法についても、回答者に各都道府県の基礎情報を事前提供すること、本県について約600人だった回答者数を増やすことも要望した。田中章雄(たなかあきお)社長は総合的な評価の創設と回答者を増やすことには前向きな考えを示したという。

 福田知事は県庁で報道陣の取材に応じ、本年度の目標を「25位に設定したことは誤り」としつつ、「魅力度を高めることは地域活性化につながる。順位が低いと県民の誇り、愛着度がそがれる」と語った。申し入れの意義について「県民の関心が高い。知事として、声に応えて行動を起こすのは当たり前」と強調した。

 田中社長は取材に対し「魅力と実力は別だが、栃木県は魅力を伝えきっていない。PRを見直す機会にしてほしい」と話した。