真岡市教委は21日、市役所で記者会見を開き、県が20日に新型コロナウイルス感染者として発表した市在住の10代女子中学生が在籍する学校は真岡中だと公表した。市教委は21、22の両日、同校を臨時休校とし、専門業者に依頼し21日から校舎の消毒作業に入った。

◇「コロナ」感染拡大の経過

 感染者が出た小中学校名の公表については、県内では佐野市が感染者の保護者の同意が得られた場合に原則公表する方針を既に明らかにしている。

 真岡市教委などによると、生徒は17日に感染が確認された市内の会社員女性と同居しているめいで、濃厚接触者としてPCR検査を受け、20日に陽性と判明。発熱などの症状はないという。同級生や教諭に濃厚接触者がいるかどうか県が疫学調査を進めている。

 学校名の公表について田上富男(たがみとみお)教育長は「臨時休校について保護者に一斉メールで通知するため、非公表とする意味が薄いことや、臆測による情報が流れることでの誹謗(ひぼう)・中傷が懸念される」などと説明した。

 また「感染症を正しく理解し、会員制交流サイト(SNS)などで感染者や家族を中傷するようなことは絶対に慎んでほしい」と呼び掛けた。保護者の了解が得られた場合に限り、今後も市内の児童・生徒が感染した際は原則校名を公表するという。