車両に乗って渡御したみこし=24日午前10時25分、宇都宮市馬場通り1丁目

 宇都宮二荒山神社の伝統神事「菊水祭」が、24日始まった。今年は新型コロナウイルス感染対策のため、みこしは担がずトラックに乗せた渡御となり、鳳凰を飾ったみこし「鳳輦(ほうれん)」などの車両の列が市中心部を彩った。25日まで。

 菊水祭は江戸時代から続く例祭の付け祭り。延命長寿や氏子の安全などが祈願される。

 この日は出御祭の後、鳳輦や猿田彦(さるたひこ)、新型コロナの収束を願う黄ぶなの飾りなどを乗せた車両約10台が次々に神社を出発。氏子や見物人が見守る中、大通りやJR宇都宮駅周辺などを渡御した。

 孫娘(7)と毎年祭りを楽しみにしている宇都宮市宿郷5丁目、大学教員木村直人(きむらなおと)さん(66)は「コロナで形態は変わっても、今年も菊水祭を見ることができてよかった」と光景を写真に収めていた。